HAPPY DAYS. ~ 給電くんと旅にでる ~

給電くん & 旅行 & 車中泊

給電くんの話〈8〉保冷バッグ

家族の者のような気がする。名前は、まだ無いような…。

と言う訳で、今回は保冷バッグのお話です。

何度か話題に出てきているコストコの保冷バッグです。購入したのは2016年頃かと思います。コストコの保冷バッグも何度かモデルチェンジしているのですが、最近もこのサイズのバッグはあるかと思います。

さて、保冷バッグについては、エスティマによる車中泊の頃から、ずっと試行錯誤を重ねているところです。今回、軽キャンパーを購入するにあたって、車内用の冷蔵庫や、ハードタイプのクーラーボックス等、色々と検討したのですが、あまりにケージ用の棚のサイズ(※我が車のベースは愛犬くんです)が、このコストコの保冷バッグがぴったり入るサイズだったため、この保冷バッグを使うことに腹を決めました。

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シンデレラフィット(笑)

車中泊の旅をする中で、立ち寄った場所でお土産を買うことも多く、保冷バッグの容量は重要なところです。エスティマ車中泊をしていたころは、座席の下の部分にコストコの保冷バッグがすっぽりと入ったので、それだけでも保冷の補助効果があり、それなりの保冷力を保てていたのですが、この軽キャンパーでは暑い車中で保冷バッグがむき出しになります。また、ハードケースタイプとは違い、いくらしっかりした素材であろうとも、この大きさだと、どうしてもフニャッと形が崩れてしまうのです。そこが問題点ではありました。

そこで、プラスチック段ボールとクッションマット、アルミテープ等を使用して、保冷バッグの自立性と保冷力の強化を兼ねた改良を施すことにしました。内寸に合うように、プラスチック段ボールとクッションマットをカットして、貼り合わせます。

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カットして表面テープを貼り付けておきます。内側になる部分にアルミテープを貼り保冷力のさらなるアップを行います。

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クッションマットはエスティマで使っていたクッションマットを再利用しました。

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それを上部だけ開けてボックス状に組んだら、コストコの保冷バッグに突っ込みます。これで、ほぼ完成です。下にひいてあるのはエスティマで使っていた低反発マットをカットしたものです。

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これに中に入っているものが少ない時用の中蓋と、ボックスの上部を覆うための上蓋をつけたら完成です!

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中蓋

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上蓋

ちなみに、上蓋にもアルミテープを貼ってあります。

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防水が完全ではないため、70Lのビニル袋を入れて使用します。

この保冷バッグで、保冷剤替わりに2リットルの飲料水を凍らしたものを4本持っていっていたのですが、2日間くらいでは4本とも、ほぼ凍ったままでした。全く解けていないので、わざわざ水を購入したくらいです(笑)。結局4日半の旅程で、2本ほど飲料水として使い、残った2本が半分ほど氷が残っている…という状態でした。飲料水として使わずに、保冷剤としてそのまま入れておけば、さらに保冷力が保てたかもしれません。

保冷バッグの中に無線で外にデータを飛ばせる温度計を入れておいたのですが、最初の二日間くらいはマイナスの温度で、そこから徐々に上がり最終的には10℃前後…という感じでした。それほど気温が高くなかったこともありますが、中盤以降、かなり頻繁に開け閉めをした割には、上々の結果と言えるのではないでしょうか。以前は、GWの旅行などで4日目あたりから、市販されている板氷などを購入して保冷の足しにしていましたが、もう少しそれを伸ばせるのではないかと期待しているところです。

ただ写真のとおり(上部参照)、棚のギリギリまで容量があるので、そのままの状態で中身を取り出しづらいのが難点です。4本もの2リットルの水と、さらにビールやお茶のペットボトルなども入れていたので、相当な重さとなってしまい、それを中身を取り出そうとする度に棚から保冷バッグを下さなければならない…というのが失敗ではありました。その後は、あまり頻繁に上げ下ろしをしなくて住むように、小型の保冷バッグを補助として持っていくようにしています。

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さらに、最後の最後、帰途に就く際に道の駅などで野菜を大量に買ったりするため、保冷ショッピングバッグも、このように設置しています。これは冷蔵が必要という訳ではないけど、高温の車中に置いておきたくはない時に使用します。スーパーなどで買い物した際に、氷をビニル袋に入れてもらい、それを入れておく程度で十分なもの(葉物の野菜やきのこなど)に使っています。

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ちなみに改良に関する材料は全て100均で調達しましたが、プラスチック段ボール6枚、クッションマット4枚、アルミテープ3巻と1500円ほど(税込)かかってしまいました(笑)。容量と保冷力を考えれば、悪くないとは思うのですが、容量にこだわらないのであれば、信頼性の高いハードタイプのクーラーボックスで、棚に乗せたまま取り出せるサイズのものを使用することをお勧めしたいとは思います(苦笑)