給電くんの話〈９〉Blu-rayプレイヤーと10インチモニター

家族の者のような気がする。名前は、たぶん、まだ無いような…。

カーナビなどの項目でも少し話が出ましたが、車内での娯楽として「Blu-rayが見れたらいいな…」という希望がありました。だいぶ前から家庭内のＡＶ環境はBlu-rayに移行しており、取りためたテレビ番組などを持ち出すとしても、原則Blu-rayへの書き出しになるからです。旅に出ると旅行中のTV番組の録画がまるまる溜まってしまうため、多少なりともそれ以前の録画番組を持ち出して旅先で消化できたら…というのが動機でした。

一番スマートな方法は、ストラーダの最上位機種＋吊り下げリアモニター＋電源リレーユニット…かと思いましたが、予算が30万くらいかかりそうということ、操作はナビで行うため操作がしにくそう（いちいち振り返らないといけない）ということ、さらにゲーム機もつなげたらいいな…ということもあったため、早々にこの方式はあきらめました。そうなるとBlu-rayプレイヤー＋モニターという選択肢になります。

Blu-rayプレイヤーについては、以前より我が家で使っている機種（SONY BDP-S1500）が使い勝手が良かったため、もう一台購入することにしました。軽量コンパクトな上、Blu-rayの再生はもちろん、動画ファイルの再生もこなし、私が使用していた限り、再生できなかったファイルがほとんど無かったことが、使い勝手が良い理由です。 

ソニー SONY ブルーレイプレーヤー/DVDプレーヤー コンパクト スタンダードモデル BDP-S1500 BM

 一方のモニターは10インチ前後で、解像度の良いもの（出来ればフルハイビジョン）、もちろんHDMI端子は必須です。その中で価格と性能が見合っているかなーということで選びました。 

下の写真は、スクショではなく、画面を一時停止して、モニターそのものを撮影したものです。左上に見えるモニタの保護シートの剥がし口（まだ取ってない）で、それが分かるかと思います。

このように鮮明に映ります

収納としては、Blu-rayプレイヤーはケージ置き用の棚の一番奥に縦置きにしました。一応、衝撃及び外気の熱からの遮断用に回りを断熱クッションで囲っています。縦置き用の設計ではないため、ディスクの出し入れ時には、ディスクがポロリと落ちてしまいます（苦笑）。上手く押さえながらイジェクトするというテクニックが必要です。

逆に入れる際には、ギリギリまで押さえながら入れる必要があり、一度入ってしまえば、特に再生には問題が無さそうなのですが、もちろんメーカー推奨の使い方ではないので、真似するのはおすすめしません。また、倒れないようにブックエンドで支えています。

モニターは、タブレット端末用のホルダーをテーブル中央の奥に設置し、常時設置にしました。モニターは、かなり厚みがあり（４㎝）、タブレット端末用のホルダーでホールドできるか少々心配でしたが、なんとか挟み込むことが出来ました。これなら、テーブルで食事等をする際にも圧迫が無さそうですし、いちいちセットするとなると、面倒になって使用頻度が落ちてしまうため、このような形にしています。さらにゲーム機をセットするため、HDMIスプリッターでHDMIを分岐できるようにしています。ゲーム機はつけっぱなしなので、コントローラーさえつければ、すぐにゲームをすることが可能です。

モニターにはスピーカーがついているのですが、音量の調節がしづらいのと、音声が後ろに出てしまって聞き取りづらいということがあり、ダイソーの300円のスピーカーを設置しています。スピーカーは無理してつける必要はなかったのですが、思いのほか音は良くなり、あまりスペースも取らないので、割と気に入っているところです。

配線のゴチャつき防止や、振動等による物品の転倒などの防止のために、結束バンドやマジックテープを使うのと同時に、100均の電源コードケースを使って、ある程度整理されたように見える工夫もしています。

問題なのは、Blu-rayプレイヤーの動作確認保障が35℃となっており、これは稼働時の温度のことなので、大丈夫かとは思うのですが、９月の中旬に温度計で計測したところ、外気が30℃くらいになると車内は50℃近くになることがあることが分かったので、それで一応断熱クッションで覆ってみました。ただし、今度は稼働時に排熱しづらい状況を作り出してしまっているかもしれません。この辺の耐久度合も含めて、今後どういう影響が出るのか見守っていきたいと思います。ちなみにモニターは50℃の動作保障なので、一応カバーは作ってありますが、本当は特に必要ありません(笑)。

ここまでしても、当然テレビは見れませんので、あくまでBlu-rayとゲーム専用ということになります。まぁ、なかなかに配線等も面倒なので、特にみなさんにはおすすめいたしませんが、自分では満足しています。あとは、耐久性なんでしょうね。主にプレイヤーの。