HAPPY DAYS. ~ 給電くんと旅にでる ~

給電くん & 旅行 & 車中泊

給電くんの話〈12〉マルチシェード

家族の者である。それ以上でも以下でもない。

 

【目次】

 

マルチシェードについて

快適な車中泊のために必須なのは、光と熱を遮ることです。特に車両がそのままバンであるバンコンは窓が多いため、給電くんのように車体に断熱が取り入れられていても、窓からの熱のロスは大変大きいものです。

オプション選択のところでも話をしましたが、うちの給電くんにカーテンをつけた際に、オートワンの社長さんに言われたのが「マルチシェードは、積載場所が必要になる」ということでした。軽バンコンの最大の弱点である収納の少なさを考えると、確かに使用していない時の収納場所は大きな問題です。

でも、結局マルチシェードは購入することになりました。理由は、やはり熱気や冷気の遮断でした。特に夏のフロントガラスは、遮光カーテンでは断熱の面から厳しく、降りるたびにカーテンで覆うのは、少々面倒なのです。サイドのカーテンは、普通にシャッと閉めれば良いので、シェードよりも楽なのですが、フロントは窓回りにある金具にパチパチとはめていく形式なので、シェードよりも面倒です。シェードだと吸盤で適当に止めて、あとは車についてる日差しよけで挟んでしまえば終わりです。

冬もカーテンがあるとは言え、カーテンと窓の間から冷気は下りてきてしまいます。遮光にしても、やはり真っ暗とは程遠いので、どうしても光源の真下などにしか駐車場所が取れなかった時などは、ちょっと明るすぎるな…と思う時もあるかもしれません。一方で、やはりオートワンの社長さんがおっしゃっていた通り、シェードでも質の良い分厚いものは、それだけ積載場所が必要となります。一番有名なのはaizuさんのものなのかと思いますが、その辺を考慮して、あえて安いペラっとしたシェードを選択しました。

実際にものを見てみると、高価格帯のものよりは、だいぶチャチなのは否めません。耐久性という点においては、疑問が残ります。ただ遮光は問題なく、遮熱についても、まずまずの印象を受けました。あとは、元からあるカーテンと、FFヒーターに頑張ってもらうことになるかと思います。

マルチシェードの収納について

収納場所については、リアゲートのシェードはつけっぱなし、フロントの3枚は折りたたんでフロント上部の棚に。

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リアのスライドドア用は、それぞれのサイドのマットの下に入れています。マットが分厚いので特に気になりません。3列目の窓は、我が家の給電くんは出窓になって潰れているので、積んでいません。なので、フロントの3枚しか収納を使用していない形ですね。

ベンチレーターのシェード

それから、これは購入したものではありませんが、冬季は冷気のは入り口となってしまう、ベンチレーターにも自作でシェードをつけました。換気扇の大きさに厚めの断熱シートを切り取って、マジックテープで止めているだけです。ポイントは、シェードの方に取り付けるマジックテープを車体側に貼ったマジックテープに比べて小さくすること。車体側に貼ったマジックテープと同じくらいの大きさにすると、結着力が強すぎて、剥がす時にシェードからマジックテープごと剥がれてしまうことになるので、注意が必要です。

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今後、非常に寒い場所で車中泊をすることになった際に、どのようになるのか、また分かればご報告できればと思います。