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給電くん & 旅行 & 車中泊

給電くんの話〈17〉バグネット

家族の者である。やはり名前はまだない。

初めて給電くんで旅をした日が暑い日だったこともあり、バグネットの必要性は、ずっと感じていました。ただ、その後はすぐに寒くなったため、価格の上下があるかも…と機会を伺ってはいたのですが、まぁ、当然のごとくAmazonのどのようなセールでも価格が下がることはありませんでした(笑)。結局、観念して夏を前に購入したのが、こちらのバグネットです。  

車種の窓に合わせて作られているので、当たり前ですがピッタリ窓にはまります。バグネットをはめたまま、窓の開閉も可能という優れものです。エブリイもフロントサイド用とリアサイド用とがあり、少々、購入時に悩みました。

一つは車内における空気の対流です。私たちにとって、バグネットはリアスペースに居る際に威力を発揮する訳ですが、当然、真横から風が出入りした方が直接的に涼しいだろうと考えたからです。特に運転席側は完全にシートが倒れる訳ではなく、助手席側も荷物が高く積みあがっていることが多いため、空気の流れを阻害するおそれがあります。

一方で、もう一つの問題は防犯面です。バグネットは、外側から手を入れようと思えば、当然ながら力づくで入れることが出来ます。リアウィンドウは、半分くらいしか開かないため、人が入ることは難しいですが、手なら簡単に入れられるでしょう。フロントでも、同様ではありますが、そこからリアスペースまでは、ワンクッションあり、何かあった際に余裕が生まれるかも…というところです。

最終的には、結局、空気の対流を取ってリアサイド用を購入しました。対流を生むだけなら、手すら入らないような隙間でも生まれますし、バグネット自体が黒く中を見るのは難しい作りとなっています。カーテンも閉めることができるし、まぁ、大丈夫だろう…と判断しました。

そんな心配をしておきながら、昨年の夏は暑さに負けて窓全開で寝てしまいましたが、本来のバグネットとしての機能はバッチリ感じることが出来ました。これが無かったら眠れなかった…という感じでした。エスティマ車中泊をしていた時は、少しの隙間でも虫が入ってくるのが嫌だったので、その有難みを感じました。

冬以外のほとんどのシーズンで使うのは間違いありません。1万円くらいで、この快適さであれば、絶対に購入した方がいいのではないでしょうか。結局、バグネットは窓から取り外すことなく、ずっと付けっぱなしとなっています。よくよく考えてみると、フロントサイドのバグネットを購入した場合は、法令上つけっぱなしにすることはできないと思いますので、やはりリアウィンドウ用で正解だったかと思います。

注意点 を一つ。前述のとおり、窓にピッタリとはまるように作られているため、なんとなく感覚的に組み立てて設置できるような気がするのですが、設置の際には、きちんと説明書を読みながらやることをオススメします

あるポイント(文章だけでは説明しづらいだけで、秘している訳ではありません(;´∀`))を間違えると、使用する前にバキッと割れて壊れてしまうという、恐ろしい罠があります。罠というか、それがあってこそのハメっぱなしと、ハメた状態での窓の開閉を可能にしている部分なのです。私は、あと一歩のところで「たまたま」その事象を回避できて良かったのですが、冷や汗がでました。皆様は、お気を付けくださいね。