今回は「速旅【はやたび】2019信州めぐりフリーパス」を使って長野を旅してきました。
【目次】
信州めぐりフリーパスとは
簡単に言えば高速道路の定額プランです。「使い方は???」「どういった旅のカタチになるのだろう??」と興味があったので、一度使ってみることにしました。
期間限定で様々なパスが存在しているようで、私は「ドラぷら」で情報を得ています。今回利用した「速旅【はやたび】2019信州めぐりフリーパス」は、2019/11/25までの期間限定商品で、首都圏出発・軽自動車・3日利用で7500円というものでした(2日間もあり)。当日でも購入可能です。
利用してみてポイントになることは、
- スタートとゴールのICは同一であること
- 周遊区間(長野県内)は乗り降り自由
- 3日間に含まれるのは、往路の出口→復路の入口。
※詳細は、必ずご自身で確認してください。
(1)に関して、我が家の例でいくと、今回往路は横浜町田I.C.から東名に入り、圏央道を通り中央道で長野県へ…ルートを取りました。そのため、帰りも横浜町田I.C.から出なければならない、ということです。このことに当日まで気づけず別ルートで帰宅予定でしたが、急遽ルートを変更しました。あぶないww
(3)に関して、我が家の例でいくと、金曜日の夜出発→土曜日の朝に目的地着(長野県内)。目的地に到着した土曜日から3日間の適用(土・日・月で使用可能)。帰りは3日目に当たる月曜日中に長野県内のI.C.を出発→火曜日に横浜町田I.C.着でOKということです。
フリーパスを使用してみて
普段は、往復は高速利用ですが、現地では下道を使っているので、広範囲の移動はあまりしません。しかし、今回は自由に高速道路を使えるので、高速メインで移動…の予定でしたが、ちょうど台風が接近していたので大幅に予定を変更、その結果、一般道を多く使ったのでそれほどでもありませんでした(笑)
トータル:8560円(1060円のお得)
今回はさほどお得感はありませんでしたが、いざという時は下道より安全に通行できるのでは??ということからも、パスを買って正解だったと思います。山道はなにかあったら怖いですから…。普段は使わないのんびり旅でいいかなーとは思いますが、旅の目的に合わせて今後も検討したいな、と思いました。ちなみに、次回の旅は新潟になりますが、その際にも利用予定です。
諏訪湖SA
ということで、金曜日の夜から旅がスタートです。今回は台風接近中ということで、天気を見ながらの旅となりました。
諏訪湖SAまで車を走らせ、こちらで仮眠を取らせていただくことに。写真は早朝の諏訪湖。
馬籠宿
最初の目的地は岐阜県です(笑)長野通り越しちゃったYO!木曽三大宿場のひとつに数えられる「馬籠宿(まごめじゅく)」です。
中山道43番目の宿場(→中山道六十九次)で、木曽11宿の一番南の宿場町である。
かつては長野県木曽郡山口村に属したが、2005年(平成17年)2月の山口村の越県合併により岐阜県中津川市に編入された。
1895年(明治28年)と1915年(大正4年)の火災により、古い町並みは石畳と枡形以外はすべて消失したが、その後復元され現在の姿となった。
※ウィキペディアより引用
馬籠宿に一番近いのは長津川I.C.でしたが岐阜県です。今回のパス適用範囲外ですので、適用内の「飯田山本I.C.」で降りて下道へ。
と、ハイ、到着!トイレのあるA-2駐車場(無料)に停めて、散策開始です。ちなみに、ずっと坂道を登っていきますが、上の方にも駐車場があります。行きに登るか、帰りに登るか(笑)駐車場で「A」と書いてあるのは下で「B」が上っぽかったですよー。
下側からの馬籠宿入口。
こちらは郵便局です。奥に自動ドアがありますね(笑)
まだまだ登りますよ~
きれいなお花が咲いてました。なんていう花だろう?
馬籠陣場上展望台です。
天気がよかったら見晴らしが良さそうですね~♪ こちらでしばらく休憩。このまま山道を進むと3時間くらいで妻籠宿までたどり着けるんだそうですが、私は折り返します(笑)今度は馬籠宿で食べ歩き~♪♪♪
馬籠宿には、藤村記念館や資料館など複数の観光施設もあります。藤村さん??と思ったら「夜明け前」の島崎藤村でした。馬籠宿で生まれたんだそうです。
食べ歩きを終える頃には、たくさんの人で賑わっていました。人がいないのもいいけど、活気ある町並みの方が画になるように感じました(*´▽`*)
馬籠宿グルメ
さてさて、ここからは得意の食べ物編です( ̄ー ̄)ニヤリ 五平餅からスタート。
近江屋
五平餅を求めて「近江屋」へ。こちらの五平餅はなんだかお団子みたいな…。今まで私が「五平餅」と認識していたものとカタチから異なっています。ウィキペディアによると…
中部地方の山間部(長野県木曽・伊那地方、岐阜県東濃・飛騨地方、富山県南部、愛知県奥三河地方、静岡県北遠・駿河地方や山梨県)に伝わる郷土料理。粒が残る程度に半搗きにした粳米(うるちまい)飯にタレをつけ、串焼きにしたものである。「御幣餅」とも表記する。
とあります。もち米を入れている店もあるようです。基本的に家庭料理のひとつなんだそうで、地域や家庭によって味や形が異なるとのこと。
こちらが、「近江屋」の五平餅。これがびっくりするくらいおいしい…!!
「なに、なんなの?!(パニック)」
「もっと食べたいっ!!!もっと食べたいっ!!!(パニック)」
「いやまて、落ち着け!この辺りではコレが標準なのではないか???」
「我々は食べ歩きをしなければならないので、ここは抑えよう!」
とうしろ髪ひかれつつ先に進みます…。
はいー!!結局、誘惑に勝てずーーーーwww
それでも3本に抑えてみた。これでお腹を満たしたい衝動にかられたけど、流石にぐぐっと抑えましたよ!( ;∀;)
今度は店内でいただきます。こちらでは、注文を受けてから焼いて熱々を出してくれます(繁忙時はわかりませんが)。味はくるみ味噌でしょうか??五平餅の適度な弾力とコクのあるタレがベストマッチ。
店内では、ご家族かな?5人くらいでせっせと五平餅を丸めて手作りしていました。そして店の奥の方をみると扇風機で餅を乾燥させています。この適度な弾力は表面を乾燥させているからこそ出るものなのかも…
一発目にして、どうやらベストを引いてしまったようです…。馬籠宿の他店や道の駅で食べてみたのですが、越えられない壁がありました。これはまた食べたいので、馬籠宿にまた来ることになるでしょう。これを旅の目的にしてもいいと思う程に美味しく気に入ってしまったのであります(´ρ`*)ご馳走様でした~
うさぎや
家族は、上扇屋商店で買ったカップの日本酒を手に今度は「うさぎや」のおせんべいをつまみに(笑)私は運転手なので、もちろんノー酒。おせんべいだけバリバリいただきました。
道中おやき本舗 馬籠宿店
店頭でおやきが誘ってくる~~~と「道中おやき本舗 馬籠宿店」へ♪
定番の野沢菜♪ ふんわりしつつも歯ごたえがあります。色んなおやきを食べてきたけど、これはまた違った食感で面白いです。
川上屋 馬籠店
栗きんとんの有名店「川上屋」の支店があります。いわゆるおせちの「栗きんとん」しか知らなかったので、違った美味しさに驚きました。てか、ほぼ栗です(笑)栗を蒸して少量の砂糖を加えて炊き上げて、巾着で絞ったものなんだそう。
基本的にバラでの販売はなく、店内でお茶付きで300円で提供されています。急須におかわり茶が入っていますよ~。
馬籠宿グルメ、大満足でした♪
◇この旅の旅行記リスト